いつの世までも末永く♡♡
「昔から元旦の朝に何かしら(襦袢なり帯紐なり)を新調するとよい(縁起がよい?!)そんな文化習慣があった」ようなことを何かの本で読んだことがあるのですが、私は元旦の朝にこの半幅帯をおろしました♪
古来、沖縄は八重山地方に"男性に求婚された女性がそのお返事代わりにミンサー織の細帯を織って贈る"という習慣があり、その歴史は八重山で木綿の栽培が始まった約400年前から続いているそうです。
∑(゚Д゚ ).。oO( 400年て!)
ミンサー織りの"絣(かすり)模様"は、五つと四つの組合せが交互に並んだ柄になっており、これには「いつ(五つ)の世(四つ)までも末長く」という意味合いがあるとのこと。生まれ変わっても、いつの世までもずっと一緒にいようね!という乙女心が込められた帯なのです。
おまけに、
当時は通い婚スタイルが主流だったらしく、絣の両脇にあるハシゴのような織り柄をムカデの足に見立てて「足繁くおいでください」という意味も込めているとのこと。メッセージ性の強い帯ですね(。-_-。)ステキ♡
お正月ということで
帯留め(鼈甲の瓢箪)部分に、松&竹&梅の生枝(お節料理に入っていたのを洗って再利用w)を挟んでみました♪
byNANA
by 7satake
| 2015-01-08 08:21
| きもの♡