携帯用の小さめパレット。売っていることは売っているけど理想の形には程遠く、出来ればもっと沢山の色を、もっとほんの少量ずつ持ち歩きたい!!!ということで作りました。
手のひらにすっぽり収まっちゃう携帯用miniパレット。「アルミの名刺入れが丁度いいよ」という情報を得て、自分なりにアレンジして作ったものを使っています。絵を描くときには、名刺入れの蓋部分(内側の面)で色を溶いて使います。
既製品のアルミ製の名刺入れをベースにしましたが、手前の折返し部分が不必要に深い作りになっていて内部全面を効率よく使えなかったので、邪魔な部分をカットしました。カッターナイフで何度も切込みを入れる→折曲げる→切込み入れる→折曲げる、、を繰り返すうちに、なんとか切ることができました。
沢山の色をほんの少量ずつ……といっても、色数を増やすほどに隣合う色がおのずと混じりやすくなってしまうので、まずは色と色の仕切りになりそうなものを探しました。
キラリ☆とひらめき、よくあるプラスチック製のカゴ(100均に色々な網目サイズのもの有り)をカッターで切り取って仕切りにしてみることに。はめ込んでみたところ思いの外ピッタリ♪やったー!パレットに入れて持ち歩きたい絵の具の色数や分量によって、網目の大きさ(数)を選び、重ねる枚数も調節します。ちなみに私は45色入るタイプにして、高さを出すために4枚重ねにしました。重ねるぶんだけ深さが増すので絵の具が多く入ります。
このページを見て自分もminiパレット作ってみよう!という人のために。使った接着剤もご紹介します。今はポリプロピレンにも使えちゃうという画期的な接着剤が売っていて有難いです♪今回使ったのはこの接着剤↓
わたしが使っている絵の具は、透明水彩の"WINSOR & NEWTON" 48色入りの中から45色を選んで詰めました。普段ここまで多くの色を持ち歩く必要はないのですが、パレットにずらーーーっと色が並んでいるだけで気持ちが上がります(^_^)そして色数が沢山あればあるほど、たくさん混色せずにすむので、色が濁らず美しいまま使えるという利点もあると思います。
画像の水筆↑は、中に水を入れて使います。筆先を内側に仕舞うようにしてはめれば、持ち運び時に蓋いらず&省サイズになります(水は現地調達)。
ペンケースの中に自作のminiパレットと水筆さえあれば、出先でササッとスケッチした時に簡単に色がのせられて本当に便利です☆♪
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